シミ・くすみ…なぜ30歳、産後に増える?
この度はインスタグラムでのアンケートに
リアクションしてくださりありがとうございます!
シミ・くすみが気になるいうフォロワーさんにお話を伺うと皆さん口を揃えて
「30歳ころから!」
「産後に増えました!」
というので驚きでした。
と、いう佐藤もシミ・くすみが気になりだしたのは30歳ころからで出産のたびに増えていると感じています。
今回はなぜ30歳なのか、なぜ産後なのか…
詳しく話すととんでもないボリュームになるので今回は簡単に解説します!
なぜ、30歳なのか
みなさん、某・養◎酒のCMでこんなフレーズを聞いたことありませんか?
「女性は7の倍数で変化する」
じつはこれ、中国の古典でもいわれているのです。
実際にどのような変化があるのか、図にまとめました。
これを見るとおわかりいただけるかと思いますが女性の心身のピークは28歳と言われていてそこから少しずつ老化が始まっていきます。
そして、老化を実感してくるのは35歳。
つまり28歳から35歳の間も徐々に心身が衰えていっているということになります。
なので、30歳前後で肌の変化を感じることは不思議ではありません。
なぜ産後なのか
産後にシミ・くすみの増えを感じる原因…
それは血にあります。
そもそも、シミ・くすみが現れる原因はなんでしょうか。
西洋医学の世界では紫外線や活性酸素、女性ホルモンなどの原因がありますが
東洋医学では
「血の巡りが悪いこと」
「生命エネルギーを作る腎が弱っていること」
が原因と考えます。
女性は血と関わりの深い生き物です。
生理や妊娠・出産すべてに血は深く関わっていて、消耗量もすごい。
とくに妊娠出産は体内で10ヶ月命を育み、それを命がけで体外に出す。
これは、かなりのエネルギーと血を使う行為です。
しかも母乳育児をするとなると、母乳も血からできていますので、また消耗。
そして、夜間授乳や赤ちゃんのケアで夜しっかり眠れません。
血は夜の睡眠中に作られるので、血の生産が消耗に追いつきません。
つまり、産後はかなりの血不足なんです。
ではなぜ血が少ないと、血の巡りが悪く、生命エネルギーを作る腎が弱るのか。
巡りが悪くなるメカニズムはストローでジュースを飲む様子をイメージするとわかりやすいかもしれません。
たっぷりジュースの入ったコップからストローで飲もうとするとちょっと吸っただけでも勢いよく口に入りますよね。
でも、コップの底にすこいだけジュースが入った状態だったら?勢いよく吸ったりコップを傾けたりしないとスムーズに口に入りません。
血の巡りもこの状態と同じで、
血自体が少ない状態だと必然的に巡りも悪くなります。(伝わったかな…^^;)
ちなみにこのめぐりが悪くなる原因は他にもあるのですが今回はまず血の少なさに着目して説明をしました♡
次に「生命エネルギーを作る腎が弱る」原因ですが…
まず、ここでいう「腎」は西洋医学で言う「腎臓」とは異なります。
しっかり説明すると結構複雑な話になってしまうのでそういう場所があるんだというくらいの理解で全然問題ないです♪
その腎は生命エネルギー(専門用語で精)を作る場所なのですが妊娠・出産はこの生命エネルギーを多量に消耗するので腎も弱るのです。
体内で命を育むわけですから、エネルギーが削られるのは納得ですよね。
腎は成長やエイジングと大きな関わりを持っていて、弱ってしまうと白髪・シミ・しわ・耳の聞こえの悪さ・足腰のだるさ・物忘れという症状が出るといわれています。
いわゆる老化現象ですね。
ちなみに腎にも血が大切なので、血の少ない産後はまた腎が弱りやすいともいわれていますので
生命エネルギーの消耗+血の少なさ=シミ・くすみ
という流れが出来上がります。
いかがでしたか?
最後少しむずかしい説明になってしまいましたがおわかりいただけましたでしょうか…。
実は今回説明したこと以外にもいろいろな要因が絡まってシミ・くすみができている場合があるので、あくまで一例として理解していただけると嬉しいです。
とにかく伝えたいのは、シミ・くすみ対策には
血をめぐらせる
腎をケアする
ということが大切になります。
このケア方法に関してはその人それぞれアプローチが違います。
血の不足する原因や腎が弱る原因は人によって違いますから…
なにか質問がある、もっと詳しく知りたい、私の場合は?などあればお気軽にインスタのDMや公式LINEから連絡をください!
では、最後までお読みいただきありがとうございました♡