私が生活に薬膳を取り入れ始めて1年を過ぎました。
徐々に家族の食に対する考え方の変化も実感している今日このごろ。
今日はどんな変化があったかご紹介します。
我が家に薬膳がやってきた
第三子・次女の妊娠中に中医学や薬膳に出会ってから、もう1年を過ぎました。
当初は「本当に食べ物で体調が変わる?」なんて半信半疑(むしろ8割疑ってた)のですが、今ものすごい変化を実感し食の大切さを痛感しているところです。
私が食材を選んだり飲み物を選んだりするときに薬膳の知識を使うことが普通になった我が家。
最初不思議そうに私をみていた家族にも少しずる変化が現れてきまいした。
「今晩、何食べたらいいかな?おすすめある?」
うちの夫は、かなり忙しい人。
一日中PC作業をして朝から日付が変わってからも仕事が続く日もあります。
なので、過労で体調も崩しがちでストレスもMAX!
でも、好きなものはカレー、カツなど脂っこいもの。
もちろん和食も食べるけど、仕事の忙しい時期は外で食べることもあるし、そもそも帰宅が真夜中にもなることもあるので「家であっさりとした食事を早目の時間に」が難しい事が多い!
そんな夫が先日、「仕事が忙しいから合間で外食する〜」と夕ごはんいりませんメールを送ってきたときのこと。
いつもならカレーや担々麺など油や香辛料の多いもののお店へ行くので(外食でさっと食べるならそういうメニューになってしまうよね…)、「今日何食べるの〜?」と聞いたところ
「今晩、何食べたらいいかな?俺の体調的におすすめある?」
と返信が!!
ただただ、感動する私。感動しすぎて返信も遅れるほど。笑
私の食への意識の変化は夫をちゃんと巻き込んでいたんだな、と実感した出来事でした。
それ以降、「仕事中の間食にはなにがいい?」「何飲んだらいいかな?」などちょこちょこ聞いてくれるようになった夫。
我が家の大黒柱であり、私の一番の大切な人である夫には健康でいてほしい。
こうやって夫の食に対する意識にも変化がみられたことは、とても嬉しい出来事でした。
「私はおなか強くないから・・・」
我が家の長女は7歳。
赤ちゃんのころは快便で食欲旺盛でしたが、2歳過ぎには少食に。
5歳の頃に便秘がひどいことが発覚し、薬を毎日内服していました。
今考えると脾(おなか)が特別弱い子だったから、気をつけて食材を選んであげていればよかったな〜と思いますが、後悔しても仕方ない。
薬膳を学び始めてからは、なるべく脾(おなか)に負担のかからない生活を送るようにしてきました。
すると、徐々に変化が。
毎日2包のんでいた薬が、1包に減り、毎日が1日おきになり、と少しずつですが薬を手放せるようになってきたのです。
もちろん、外食やイベントなどが続き食事の内容が乱れるとまた少し後戻りしますが、前ほどの腹痛や吐き気は出てこないようになりました。
そして、なにより嬉しかったのはテーブルに並んだ料理を見た長女が
「私はおなかが強くないから、これ食べたほうがいいよね」
と自ら食材について語りだしたこと!
一緒に料理を作ることだけが食育じゃない!
正直なところ、食育食育いってますが我が家は家で子どもと料理することはほとんどありません。
長女は月1の料理教室に通って料理を学んできています。
さすがに0歳・2歳をみながら料理を教えるのは私自身が苦しくなってしまうので、お互いが疲れてしまわないようにこのような方法をとっています。
ではなんで娘が食材の効能を理解し始めたのか。
それは私が食事のときに「このお野菜はね〜」「鶏肉はね〜」「疲れたときには〜」などと娘へ伝えている(ブツブツ独り言をいっている)から。
ちゃんと子どもは親の話していることを頭に入れて、知識として蓄えてくれてるんだ。
そんなことを実感した出来事でした。
母の思考や知識は家族に伝染する
いいこともわるいことも何事もそうなのですが、母の存在は偉大で、子どもはその影響を多く受けます。
私自身母親から影響をうけている考え方が多いな〜と体感する出来事がおとなになってから多いです。
だからこそ薬膳の知識を生活に取り込むとこは、家族がこれからずっと健康でいられる手助けになる!と確信しています。
ママが薬膳を身近に感じられるような講座、これから考えていきたいなと一人作戦会議中です。
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