私が薬膳と出会ったおはなし

私が「MITASU」を始めるまでの経緯についてお話しています。
少し長いですが、ご覧いただけると嬉しいです。

看護師として感じた限界

私、佐藤は14年間看護師として働き

10000人を超える患者さんと関わってきました。


さまざまな病気の方の看護をしてきましたが、
治療のためや良い状態を維持するために
生活習慣を変えるよう指導することも多くありました。


「〇〇を食べないようにする」

「運動習慣をつける」

その方の生活を見直すよう指導するのですが

どんなに意思の強い方でも
真面目に取り組む方でも

これまで長い年月行ってきた
習慣や意識を変えるということは
とてもむずかしいことでした


とくに限りある入院期間の中で
その凝り固まった思考を修正することは難しく

不安が残るまま退院したり
すぐに再入院で戻ってきてしまう患者さんも
少なくありませんでした。


そのようなことを何度も経験する中で

健康に対する意識を普段から高く持つ
大切さを実感すると同時に
病院で行う指導の限界を感じていました。

妊娠中におきた不調の数々

そんな看護師として働く中妊娠・出産を経験

第一子・第二子の妊娠中は
たくさんの不調に襲われました。


張り止めを飲みながら夜勤をしたり、
つわりや眠気、だるさも強く
どうにか仕事と家のことをこなしていました。


産後も精神的に不安定になり突然涙がこぼれだしたり、
些細なことが気になってイライラしたり、
産後の手伝いに来てくれていた実母にも
当たってしまい喧嘩をしてしまうことも・・・。


子どもが大きくなっても体は本調子に戻らず
毎日昼寝をしないと体力が持たない
というような生活をしていました。



貧血のような症状を感じていても
採血では問題なし


胃の不調を感じていても
胃カメラでは問題なし


体の不調はあるのに
検査しても【正常】と
いわれ続けてていました



そんな中、思いがけず第三子を妊娠。

つわりはこれまでで一番ひどく、
嘔吐をしたり、横になることが多くなりました。


妊娠の嬉しさもありましたが、それ以上に
「この体で3人の子を育てられるのだろうか」
という不安も大きかった。



このままでは体が持たない!
そう思っていたときに

出会ったのが中医学や薬膳でした

中医学・薬膳と出会って変わった私

体の不調をどうにかしたい!
とわらにもすがる思いで学び始めた
中医学と薬膳


学ぶと同時に漢方薬も
服用を始めてみました


西洋医学の世界で生きてきた私には、
正直なところ「嘘くさい」
感じるものもありました


漢方薬だって
なんだか効き目なさそう…
気休め程度?というイメージ


でも、その考え方を行動に移し、
生活の仕方や食事を変えていったところ
みるみる体の調子が整い始めたのです。


幼い頃からの付き合いだった立ちくらみが消えました


髪のパサツキ・爪の割れが少なくなりました


まぶたの痙攣もなくなりました


欠かせなかった便秘薬を飲まない日が続きました




正直、驚きしかありませんでした。


看護師として働いてきた私にとって
「体の不調を治すもの=西洋薬」だったから


第三子の出産後は
多少のイライラはあったものの、
気持ちの落ち込みはまったくなく

上2人のときとは
比べ物にならないほど元気でした。


漢方薬を使用したとはいえ、
食べ物と生活の工夫を中心にした変化だけで
こんなにも変わるとは…驚きでした。

薬食同源という考え方

中医学には

【薬食同源】

という言葉があります。



これは

「薬と食事は、健康でいるために
同じくらい大切」という意味。


つまり普段の食事を整えることは
健康でいるためにとても大切である
ということです。

「私たちの体は、私たちが
口にしたものでできています」


普段何気なく口にしているものが、
私たち自身の体を作っています。

何を食べてどう過ごすか、
それで自分のからだが決まるというのです。


私は薬膳や中医学の考え方をしり、
からだが大きく変化しました。
それは驚きであるとともに、
もっと早く知っていたかったと思うことでした。

この食事の考え方をもっと前から知っていたら、
これまでの私の不調はなかったかもしれない。

小さい頃から悩まされていた
便秘や食後の眠気、立ちくらみだって
もっと早く解決できていれば
人生の豊かさも変わったはずです。

体が整うと心も整う

薬膳と出会って変わったのは
体だけではありませんでした。

体が満たされ不調が少なくなると、
心にも余裕が出てきたのです



子どもや夫のことばかり
考えて過ごしていた毎日でしたが、
自分の体の声を聞き体調の変化を実感すると
自然と自分の体を気遣うようになっていました。


自分自身を気遣い、大切にして過ごしていくと
どんどん心も満たされていきます。


それに加え、薬膳の知識を得たことで
食事に対するプレッシャーもなくなり
キッチンに立つ時間も減っていきました。


いまのからだにはこれが必要という
選択ができるようになったから。


私自身がゆとりをもって生活できているので、
子どもと過ごす時間も作れるようになり、
子どもとのかかわり合いにも少しずつですが
変化を感じています。


以前より苛立ったり感情的になったりが少なくなり
子どもを見守るということができるようになってきています。

まさに「体と心はつながっている」
そんなことを実感しています。

ママが満たされると、家族も満たされる


ママが自分を満たし
自分軸をしっかりと持つことは、
家族の笑顔に直結します。


体の不調がとれなくてしんどい

毎日イライラしてしまい子どもにあたってしまう

自分のしたいことを食べたいものを我慢している



そんなママ、薬膳のチカラを借りて自分を満たしてみませんか?

もちろん、食事だけでは変われません

ただ、ひとつご注意いただきたいのは

食事だけではカラダは変わりません


薬膳を教えている私が言うと
驚かれるかもしれませんが


どんなにいいものを食べても

どんなに食生活に気を使っても


それだけでカラダを変えることは
本当に難しい



私の場合もかなり体がぼろぼろだったので
はじめは漢方薬の力を借りました


かなり落ち込んだ体調を底上げするには
薬でしっかり支えてあげることが
必要な場合もあります



食事だけではなく
生活習慣をしっかり整えることが
必要な方もいますし

運動習慣を必要とする方もいます


これまで好きだった習慣を
少なくしてもらう必要も
あるかもしれません



でも、心配しないで



私はお菓子も食べますし
お酒も飲みます

食べ過ぎる日もあるし

ストイックではありません



我慢し過ぎな人生はつまらない!



あくまで元気に健康で
家族一緒に人生を楽しむための
方法のひとつとしての


薬膳という方法をお伝えします


MITASUは、ママが
自分自身の体も心もを満たせるよう
全力でサポートします

コメント

タイトルとURLをコピーしました