食べ合わせNGの食材…体への影響より心配なのは心への負担

こんにちは!
ママのための薬膳アドバイザー、佐藤マイコです♪

みなさん「紅白なます」好きですか?

お正月に食べるアレです!あの酸っぱいオレンジと白のやつ!(←語彙力)

ちなみに佐藤はおとなになってから好きになったのですが
お口の中がさっぱりとしていいですよね〜♡
柚子なんて入れて作るのも好きです!

そんな「紅白なます」に使われている

大根

人参

実は薬膳では一緒に食べないで!と言われている
食べ合わせが良くない食材なんです!



意外なNG…その理由は?

と、いうのも…
その理由にはそれぞれの効能が関係しています。

まず、人参は気(エネルギー)を補ってくれる食材。

一方で、大根はというと気(エネルギー)を散らしてしまう食材。

つまり、人参でせっかく気を補っても大根がなかったことにしてしまう、ということ。

栄養学的にもあまり良くない

実はこの考え方現代栄養学的に見ても「そのとおり!」なこと。

実は見かけによらずビタミンCが豊富な大根。
その一方で人参にはビタミンCを壊してしまうアスコルビナーゼが入っています。

つまりこちらの考え方では大根の効能を人参がだめにしてしまう、ということなんですよね。

じゃあ絶対食べちゃだめ?

じゃあ、紅白なますは食べないほうがいい?
味噌汁や豚汁には一緒に入れないほうがいい?煮物には?

そんなことを考えてしまいますが、私は問題ないと思っています。

もちろん、人参や大根の効果を得る目的で食べている場合はNGかも…。
でも、日常生活で美味しくいただく分には、一緒に食べたっていいのでは?

だって、毎日作る食事…冷蔵庫をみたら大根と人参だけってことなんて珍しくない(我が家はね…)。

それに純粋に大根と人参の組み合わせ…美味しくないですか?

美味しくいただく、という点では取り入れてOKだと思っています♡

ただ、人参の効能、大根の効能を狙って食べているときはちょっと意識してほしいなと思います。

大切なのは理論、ではない

これは薬膳に関わらず何事でも言えますが…
教科書にのっていることや科学的に証明されていることそれが全てではない、とうこと。

薬膳だって、それを極めていくのなら人参と大根だって避けたほうがいいかもしれません。

でも、私達は普通のママ。毎日食事を家族に作ることも仕事です。


薬膳だけをやっているわけではなく、
子どもの好き嫌いにも振り回されるし、買い物の時間だって限られてる。
冷蔵庫にあるもので料理を作ることのほうが多いです。

そんな状況で、「これはだめ」「アレはだめ」…そんなの続けていけますか?

私は長く何かを続けていくことは、
「程よく手を抜くこと」「こだわりすぎないこと」…これが大切だと思っています。

せっかく学んだのだからしっかりやりたい!
それも分かります。でも、それ、ずっと続けられますか?

私は無理です。
きっと疲れて途中で投げ出してしまいます。

私が薬膳を伝えるときは、かならず「手を抜くポイント」もお伝えするように心がけています。

ママは今の状態で十分頑張ってる。
薬膳を学びたいと思うということは、現状より何かしら良いものを手に入れたいと思っている証拠。

なら、その良さを最大限受け取って家族でニコニコ過ごせるように、私はいい塩梅でお伝えしたいと思っています。

薬膳を学んだことで、逆に肩肘張って疲れてしまわないように…。

薬膳はあくまでママと家族を笑顔にするためのひとつのツールです。
ママが笑顔になれるよう、精一杯お伝えしていきますよ!

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