2021年11月22日は小雪(しょうせつ)。
霜降は四季を二十四等分した二十四節気で20番目の節気です。
二十四節気に合わせた献立、“暦ごはん”とともに小雪について紹介します。
小雪ってどんな日?
二十四節気とは、一年を二十四等分して考えたものです。
二十四節気って初めて聞いたというかたでも、「春分」「夏至」「秋分」などは聞いたことがあるのではないでしょうか。
二十四節気は昔中国から伝わったもので、日本に古くから根付いています。
その中で小雪は、20番目の節気。
江戸時代に発行された暦便覧(こよみびんらん)には
「冷ゆるがこ故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」という言葉があります。
日が短くなり、空気が冷え、雨降ってくる間に雪になっている、という意味です。
本格的な寒さにはならないものの、北国から初雪の頼りが届く頃。
私の住む札幌も今週は天気予報に雪マークが出始めました。
ちなみに二十四節気の日付は固定されていないので、毎年変わります。
今年2021年は11月22日から次の節気12月7日の「大雪」までの間が小雪です。
小雪の献立の立て方
冬に意識したいのは「腎」「寒邪」。
そして、寒さで消耗する気を補い、滞りがちの気血も巡らせていきたいです。
私の住む札幌は、今週は雪マークが登場。
標高の高い山は白く色づいてきて、寒さもどんどん増してきています。
しっかり体を温めて、「腎を補い」「寒邪対策」意識していきたいです。
小雪の献立
・ブロッコリーと豚肉、きのこの和風パスタ
・南瓜のスープ
家のことでバタバタとしていたので
簡単メニューですが…
(スープなんてミキサーすら使ってません…)
こんなかんたんメニューでも
薬膳になるんだということをお伝えできたら嬉しいです♡
献立で使用した食材の効能について解説
使用した食材にはたくさんの効能がありますが、今回意識した点についてを紹介します。
・おなかのケアして、元気を養う:しめじ、かぼちゃ、豚肉
・腎をケア:ブロッコリー、しめじ、豚肉
・体に潤いを与える:豚肉、しめじ
・体を温める:かぼちゃ
気候にあった食材を選んで元気な体に
いかがでしたでしょうか。
冬の深まりを感じる今日この頃。カゼをひいたりと体調を崩してはいませんか?
この季節にあったものを意識して取ることは、揺らぎにくい体をつくる第一歩です。
ぜひ注意点を意識して食事を作ってみてくださいね。
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