【食材のちから】免疫力アップできちゃう?「おもち」のちから

こんにちは!薬膳アドバイザー 佐藤マイコです。

まだ、クリスマス前ですが…
もうすぐ年越しも控えていますね。

お正月といえば餅をたべるかたも多いのでは?

皆さんはお雑煮はおもち何個派ですか?
実は佐藤は1個派。(どうでもいい情報)
これって、別に少食なわけではなく、おもちは1個でいいんですよね。昔から。

ぜ大食らいの佐藤でも1個で満足してしまうのか…
実はおもちのもつチカラが影響していますので、そのあたりの話もしていきますね。

では、今日は「おもち」についてです!

 



薬膳的なおもちの効能を説明

大根の薬膳的な性質は

  • 五性:温(体を温めます)
  • 五味:甘 (甘味を持っています)
  • 帰経:脾・胃・肺 (脾・胃・肺に働きかけます)

おもちの効能は

  • 気を補う
  • 体を温める
  • 疲労回復
  • 免疫力UP
  • 漏れ出すものを止める

というものがあります。

では更に詳しく、噛み砕いてお話していきますね。

おもちで免疫力UP!?

気を補ってくれるおもち。

気とは体を動かすためのエネルギーのようなもので、
気が体の周りにあることで悪いもの(邪気)から守ってくれています。

気が不足しているとそのバリア機能が落ちてしまい
邪気の影響を受け体調をくずしてしまいます。

なので、気を補ってくれるおもちをたべると、
カゼをひきづらくなったり、免疫力を上げてくれたり
花粉や気圧の変化に負けないような体になったり…といい事だらけ。

漏れ出さないからないする、とは

また、おもちには「止泄」という効能もあります。

これは字の通り、排泄を止めるという意味。

つまり、体から何かが漏れ出すのを防いでくれるんです。

汗や尿、便などが漏れ出さないように…なので
尿量が多い時や下痢、汗がダラダラ流れすぎてしまう時におすすめ
なんです。

逆をいうと、便秘の時や尿の出が悪いときにはおすすめしませんよ。

こんな人も注意!

おもちは腹持ちがいい、これは知っている方も多いのではないでしょうか。

腹持ちがいいということは、つまり「消化に時間がかかる」ということ。
つまりおなかに滞在する時間が長く胃腸に負担をかけやすい食べ物でもあるんです。

そのため胃腸が弱っている時は控えめがベター
同じ理由で胃腸が弱めである子どもや高齢の方も連日のおもちは避けたいところ

ここで冒頭でお話した「おもちは1個で満足」というところにつながるのですが…


私、胃腸が弱いんです。

なのできっと、体が1個で十分と拒否反応を出しているのだと思っています。
正直なところ1個では食べたり無いのですが、それ以上食べたいとは思わないんですよね。
2個食べると体が重くって…

私のような胃腸の弱い方は、控えめにしたり連日たべるのは避けるようにしてくださいね!

おわりに

冬に食べる機会が多いおもちは
温めて気を補ってくれる寒い冬の味方です。

先日ライターを務めているサイトでも
札幌でおすすめのおもちやさん「えにかいたもち」さんを紹介させていただきました!
こんな素敵なおもちを手土産にしたりして家族や友人で元気をつけるのも良いですね。

おもちのチカラを上手に使って元気に冬を乗り越えましょう!

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