2021年9月23日は秋分（しゅうぶん）。
秋分は四季を二十四等分した二十四節気で16番目の節気です。
二十四節気に合わせた献立、“暦ごはん”とともに秋分について紹介します。
秋分ってどんな日？
二十四節気とは、一年を二十四等分して考えたものです。
二十四節気って初めて聞いたというかたでも、今回の「秋分」は祝日でもありますしご存知ではないでしょうか。
二十四節気は昔中国から伝わったもので、日本に古くから根付いています。
その中で秋分は、16番目の節気。
秋分の日は国民の祝日で「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日と定められています。
気候としては春分と同じように、太陽が真東から昇り真西に沈む、昼と夜の長さが同じになる頃で、秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸です。
ちなみに二十四節気の日付は固定されていないので、毎年変わります。
今年2021年は9月23日から次の節気10月8日の「寒露」までの間が秋分です。
秋分の献立の立て方
秋分の献立は前回の白露と同じように考えていきます。
↓白露の献立はこちら↓
そのため「肺」のケアや「燥邪」に対する対応を意識していきますが、ここ最近雨の日もあるため潤わせ過ぎには注意が必要。
良い潤いは補給しつつ、体の余分な汚れた水分は出していくという考え方が必要です。
さらに、私の住む北海道は朝晩に暖房が恋しくなるほどの冷え込み。体を冷やさないように注意も必要です。
秋分の献立
黒豆ご飯
レンコンのポタージュ
大根の豚肉巻き
キノコのマリネ
みかん入り牛乳寒天
献立で使用した食材の効能について解説
使用した食材にはたくさんの効能がありますが、今回意識した点についてを紹介します。
・おなかのケアして、元気を養う：黒豆、白米、れんこん、鶏肉、きのこ、豚肉、牛乳
・肺をケア：れんこん、大根、牛乳、みかん
・余分な水分を出す：黒豆
気候にあった食材を選んで元気な体に
いかがでしたでしょうか。
秋分の日は秋が深まり寒さも強く感じ始める時期。
少しずつ夏の食材から離れて体を冷やさないように気をつけなくてはいけません。
日中の暑さもありますが、油断はせず一枚羽織って外出をするようにしてみてくださいね。
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