二十四節気のごはん〜大雪

2021年12月7日は大雪(たいせつ)
大雪は四季を二十四等分した二十四節気で21番目の節気です。

二十四節気に合わせた献立、“暦ごはん”とともに大雪について紹介します。

 



大雪ってどんな日?

二十四節気とは、一年を二十四等分して考えたものです。
二十四節気って初めて聞いたというかたでも、「春分」「夏至」「秋分」などは聞いたことがあるのではないでしょうか。
二十四節気は昔中国から伝わったもので、日本に古くから根付いています。

その中で大雪は、21番目の節気

これまで山など標高の高いところだけだった降雪が
平地でも見られるようになるのがこの頃。

ついに本格的な冬の到来です。
一般的に来年の準備である「正月事はじめ」も大雪から行うといわれています。

私の住む札幌は…まだ中心部は雪は積もっていないですが
毎日のようにチラチラと雪が舞い、日陰は溶けないで雪が残っているところも。

ちなみに二十四節気の日付は固定されていないので、毎年変わります。
今年2021年は12月7日から次の節気12月22日の「冬至」までの間が大雪です。

大雪の献立の立て方

冬に意識したいのは「腎」「寒邪」
そして、寒さで消耗する気を補い、滞りがちの気血も巡らせていきたいです。

しっかり体を温めて、「腎を補い」「寒邪対策」意識していきたいです。

この注意点は前回の小雪と一緒ですね。

大雪の献立

白菜と帆立の豆乳グラタン

今回使った食材は

・白菜
・ホタテ
・豆乳

実はこのグラタン、チーズは使っていません

チーズって美味しいけど私の今の体調を考えると控えたい
(というのは言い訳で、チーズって意外と高いしそんなに買ってられないw)


白菜は「冬の養生三宝」といわれるほど冬におすすめの食材。
体を冷やさずに熱を取って潤いを与えてくれる出来るやつなんです!


↓詳しい白菜の効能はこちらをご覧ください

ホタテは冬に弱りやすい「腎」に働きかけてくれる食材。
エイジングケアはもちろん、疲労回復にも効果が期待できますし、
呼吸器と関わりの深い「肺」もケアしてくれるので咳鼻が出やすいこの時期に◎

豆乳は、消化吸収をになう「脾」の調子を整えてくれます。
脾は飲食物から栄養を吸収して体に必要なエネルギーを作ってくれる場所。
寒い冬は普通に過ごしているだけでもエネルギーを消耗しますから脾のケアはしていきたいですね。

気候にあった食材を選んで元気な体に

いかがでしたでしょうか。
12月に入り2021年もあと少し…ここからが寒さの本番です!
季節にあったものを意識して取ることは、揺らぎにくい体をつくる第一歩です。
ぜひ大雪の食事を作ってみてくださいね!

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